TOMBOS

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「加藤鷹って服・髪形など福山雅治を意識してるような気がするのですが……」という知恵袋の回答に「逆じゃ!!!!!!!!」というのがあって最高

Twitter / zbpt (via deli-hell-me)

(hsgn gönderdi)

「これから割れる茶わんを置いておけ!」
  星野仙一(中日ドラゴンズ)
 

「あの星野仙一投手(中日)が声をあげて泣いた話」である。

昭和49年5月23日、広島球場で広島対中日7回戦が行われた。
星野と外木場義郎というエース対決だった。5回表、中日の攻撃が終わった時点で
3対2、中日が勝っている。ところが5回裏、広島は無死満塁としたあと、
山本浩二がバックスクリーン左に満塁本塁打して逆転、星野をKOした。
ロッカーにもどった星野は、瀬戸物の湯のみ茶わん5、6個をコンクリートに
叩きつけた。

それから9日後の6月1日、札幌円山球場で大洋対中日6回戦が行われた。
スコアは6対6の同点で、9回裏の場面から星野が登板した。
山本に満塁本塁打されて以来、9日ぶりのマウンドだ。しかし2つアウトをとってから
長崎慶二にサヨナラ本塁打された。星野はまた湯のみ茶わんを叩き割った。

さらにそれから3日すぎた6月4日、ナゴヤ球場で中日対阪神10回戦が行われ、
星野が先発した。男の運命なんて不思議なものだ。満塁本塁打-サヨナラ本塁打と
つづいた星野が、1回表あっと気がついたとき、一死満塁に追いこまれた。
そして、遠井吾郎に初球を右翼席満塁本塁打された。

負け投手となり、ロッカーにもどってきた星野は、いきなり湯飲み茶わんを
コンクリートの床に叩きつけた。
だが、茶わんは割れなかった。 瀬戸物ではよく割れる。経費がかさむので、
球団側が気をきかせ、プラスチック製茶わんに代えていた。
茶わんは瀬戸物のようにカチャーンと割れてこそ、割りがいがある。

「カンカラカーン」床をころがっていく、空しい音を聞くと
星野は少年のように声をあげて泣きだした。
それから、こうどなった。

「おいマネージャー、これから割れる茶わんを置いておけ!」